江戸時代中期から後期、西郷港には波荒き日には、一日百二十隻もの北前船が入港した。「船頭恋しや、わしゃ不動さんに、無理を願うて船とめる」と遊女が歌ったという歌も伝わる。船止めの祈願として西郷町東町の地蔵院内にある不動権現さまに草履を上げて願掛けする習慣もあったという。